秋の食卓にさんまが並ぶと、足もとで鼻をひくひくさせる愛犬に「少しくらいなら分けてもいいのかな」と迷う方は多いはずです。青魚は体にいいと聞きます。その一方で、骨が刺さる、塩分が多い、生は寄生虫が心配、といった話も耳に入ってきます。どこまでが本当に気をつけるべき点なのか、整理しにくい食材です。
結論から言うと、さんまは「加熱して、味をつけず、骨・頭・内臓を外した身を少量」なら、犬のごはんのトッピングやおやつとして使える魚です。反対に、刺身などの生のさんまや、塩焼き・干物・缶詰といった人向けの味つき品は、犬に分ける前提の食べ物ではありません。
この記事では、文部科学省「日本食品標準成分表」の数値、厚生労働省・消費者庁の食中毒の資料、環境省「飼い主のためのペットフード・ガイドライン」を土台にしています。なぜ生はすすめられないのか、焼き・干物・缶詰で何が変わるのか、どんな下処理と量なら無理がないのかを、理屈からひとつずつ説明します。
・さんまを犬に与えるときの4つの条件(加熱・無塩・骨なし・少量)
・生のさんまがすすめられない理由(アニサキス、ビタミンB1分解酵素、ヒスタミン)
・塩焼き・干物・缶詰で食塩相当量がどれだけ変わるか(成分表で比較)
・子犬・シニア犬・持病やアレルギーがある犬での考え方
犬秋刀魚はあげていい?答えは「加熱・無塩・骨なし・少量」

4つの条件がそろえば、トッピングとして使える魚です
さんまは、条件を守れば犬のごはんに少し足せる魚です。条件は「加熱してある」「味をつけていない」「骨・頭・内臓を外してある」「量が少ない」の4つです。どれかひとつでも欠けると、犬に分ける食べ物としては不向きになります。
4つに分けて考えるのには理由があります。さんまで問題になりやすいのは、魚そのものより「どういう状態で与えるか」だからです。生のままなら寄生虫や酵素の心配があります。人向けの味つけなら塩分が増えます。骨が残っていれば、のどや消化管を傷つけるおそれがあります。そして脂の多い魚なので、量が増えればエネルギーのとりすぎにつながります。心配の出どころが4つあるので、条件も4つになるわけです。
よくあるのは、家族の夕食の塩焼きを「身のところだけなら」と皮ごとほぐして分けるパターンです。加熱と少量の条件は満たしていても、味つけの条件が抜けています。細かい骨も残りがちです。人の食卓から取り分けると、条件の一部だけ満たして安心してしまいやすいのです。
コツは、犬の分を最初から別に用意することです。味をつける前の段階で1切れ取り分け、犬用として加熱し、骨を確かめながらほぐします。この段取りなら4つの条件を自然にそろえられます。
100gの中身を成分表で見ると「脂の多い魚」
さんまの栄養の特徴は、たんぱく質と同じくらい、あるいはそれ以上に脂質が多いことです。文部科学省「日本食品標準成分表2020年版(八訂)」では、さんま(皮つき・生)100gあたりのエネルギーが287kcal、たんぱく質18.1g、脂質25.6gとなっています。
数字を並べると、脂質25.6gがたんぱく質18.1gを上回っているのがわかります。水分は55.6gです。つまり残りのおよそ半分近くのうち、多くを脂が占めています。このため、エネルギーも287kcalと高めになります。成分表にはビタミンD 16.0μg、ビタミンB12 16.0μgといった値も並び、ビタミン類の供給源としても注目される魚です。
| 分類・主な原材料 | 魚類(別名:さいら)。成分表の「皮つき・生」「皮つき・焼き」などで収載 |
| 栄養成分の目安 | 皮つき・生100gあたり:エネルギー287kcal、水分55.6g、たんぱく質18.1g、脂質25.6g、コレステロール68mg、ナトリウム140mg、食塩相当量0.4g、ビタミンD 16.0μg、ビタミンB12 16.0μg(日本食品標準成分表2020年版(八訂)) |
| 与えるときの注意 | 中心まで加熱する/味をつけない/骨・頭・内臓を外す/脂質が多いのでごく少量から |
| 向いている犬・場面 | 健康な成犬の、いつものフードへのトッピングやおやつとして。持病がある犬は事前に獣医師へ |
なお、成分表の値にはかっこ付きの推計値も含まれます。さんまは季節や個体によって脂ののり方が変わる魚です。成分表の数字は「標準的な1尾の目安」として読むのが正しい使い方です。「このさんまは必ず287kcal」と受け取る数字ではありません。脂ののった旬の魚ほど、実際の脂質は変わりうると考えておきましょう。
実は「魚だからヘルシー」は、さんまには当てはまりにくい
意外と知られていないのですが、さんまは「魚=低カロリーでヘルシー」というイメージから外れた食材です。生で100gあたり287kcal、脂質25.6gという数字は、「さっぱりした白身魚」の感覚で扱うと量を誤りやすい水準です。
焼けば脂が落ちて軽くなる、と考える方も多いかもしれません。ところが成分表の「皮つき・焼き」を見ると、100gあたりのエネルギーは281kcal、脂質は22.8gです。生の287kcal・25.6gから大きくは下がっていません。焼くと水分が抜けて身が締まるので、同じ重さで比べると、落ちた脂のぶんが目立たないのです。たんぱく質は焼きで23.3gと、生の18.1gより多く見えます。これも水分が抜けて濃くなった結果です。
やりがちなのは、「魚は体にいいから」「脂は焼けば落ちるから」と、鶏ささみと同じ感覚で多めにのせてしまうことです。毎日のように続けると、フード以外からのエネルギーが積み重なり、体重の増加につながりかねません。
さんまは「栄養のある魚」であると同時に「脂の多い魚」でもある、と両面で見ておくのがコツです。量の考え方は後半の「おやつ枠」の見出しで詳しく説明します。
生のさんまや刺身は、なぜすすめられないのか
アニサキスは、酢・塩・しょうゆでは死なない
生のさんまを犬に与えるのをすすめない一つ目の理由は、寄生虫のアニサキスです。厚生労働省のリーフレットでは、アニサキス幼虫が寄生している魚介類として、サバ、サンマ、カツオ、イナダ、イワシ、アジ、イカなどが挙げられています。
同じリーフレットでは、予防法として「加熱する(60℃で1分、70℃以上)」「冷凍する(-20℃で24時間以上)」が示されています。見落とされやすいのは、「一般的な料理で使う程度の食酢での処理、塩漬け、しょうゆやわさびでは、アニサキス幼虫は死滅しない」という注意書きです。しめさばのように酢で締めたものや、塩をしたものでも、安全側に倒れるとは限らないということです。
さらに、魚が死亡するとアニサキス幼虫は内臓から筋肉に移動する、と説明されています。だから新鮮な魚を選び、速やかに内臓を取り除くことが大切とされているのです。「身だけなら内臓の寄生虫は関係ない」とは言い切れない、という点は覚えておきましょう。
厚生労働省の資料は、人の食中毒として書かれたものです。人では数時間から十数時間後に、激しいみぞおちの痛みや悪心・嘔吐が起こる急性胃アニサキス症として説明されています。犬への当てはめは獣医系の媒体の解説によるものです。ただ、犬に生魚を与えないという結論は、後に説明する環境省の「加熱調理」の方針とも一致しています。
アニサキス=サバ、サンマ、アジ、イカなどの魚介類に寄生する寄生虫。厚生労働省は予防法として「60℃で1分、70℃以上の加熱」か「-20℃で24時間以上の冷凍」を示しています。
ビタミンB1分解酵素(チアミナーゼ)=一部の生の魚介類が持つ、ビタミンB1を分解する酵素。環境省のガイドラインは猫の例を挙げ、魚介類は加熱調理して与えるよう呼びかけています。
「冷凍してあるから生でOK」と考えないほうがいい理由
刺身用の冷凍さんまなら大丈夫では、という疑問もよく聞かれます。結論としては、犬に与えるなら冷凍品でも加熱を基本にしたほうが筋が通ります。
理由は2つあります。一つは、厚生労働省の示す冷凍条件が「-20℃で24時間以上」という具体的なものだからです。家庭では、冷凍庫がその温度を保てているか、どのくらいの時間凍っていたかを確かめる手段が限られます。購入した冷凍品がどういう条件で処理されたかも、表示からはわからないことがあります。
もう一つは、冷凍はアニサキスへの対策であって、生魚の心配のすべてを片づけるものではないからです。次の見出しで扱うビタミンB1分解酵素について、環境省のガイドラインが示している対策は「加熱調理」です。冷凍ではありません。生肉の寄生虫や細菌についても、同じガイドラインは加熱調理による予防を呼びかけています。つまり、公的資料がそろって示しているのは「犬や猫に魚や肉を与えるなら火を通す」という方向です。
やりがちなのは、「人が生で食べられる品質なら犬にも問題ない」と考えることです。人向けの鮮度管理と、犬に与えるときの加熱の考え方は、目的が別です。刺身用として売られているかどうかにかかわらず、犬の分は火を通してから、と決めておくと迷いません。
ビタミンB1を分解する酵素—環境省が挙げているのは猫の例
生の魚介類には、ビタミンB1を分解する酵素を持つものがあります。環境省「飼い主のためのペットフード・ガイドライン」は、生のイカや貝などの魚介類や、カニ、エビなどの甲殻類がこの酵素を持っていると説明しています。猫に与えると体内のビタミンB1が欠乏して後脚の麻痺を引き起こす、としたうえで、「魚介類は必ず加熱調理をして与えるようにしましょう」と結んでいます。
ここで正確に押さえておきたいのは、このページの記述は「猫」の例として書かれている点です。犬について、同じページに個別の記述はありません。そのため、「環境省が犬はビタミンB1欠乏になると言っている」とは言えません。一方で、犬の食事を扱う獣医系の媒体では、犬でも生魚の酵素によるビタミンB1不足に注意を呼びかける記事が複数あります。加熱すれば酵素は働かなくなるとされています。
つまり、猫の例を犬にそのまま当てはめて怖がる必要はありません。ただし「わざわざ生で与える理由もない」というのが妥当な読み方です。加熱すれば、アニサキスの対策と酵素の対策を同時に済ませられます。
家に猫もいる場合は、話が少し変わります。犬用に取り分けた生のさんまを猫がつまみ食いする、という場面もありえます。魚を扱う日は、生の身を出しっぱなしにしないことも大切です。
よくある失敗:刺身の残りを「新鮮だから」と分けてしまう
生のさんまで起こりやすい失敗は、人の刺身や、なめろうの材料の残りを「今日買ったばかりで新鮮だから」と犬に分けてしまうことです。善意から出る行動なので、なかなか気づきにくいのが難しいところです。
原因は、「新鮮=安全」と考えてしまうことにあります。新鮮さは、寄生虫がいないことを保証しません。アニサキスは生きている魚の内臓にいて、魚が死ぬと筋肉へ移動すると説明されています。新鮮な魚ほど、処理が遅れれば身に移っている可能性がある、とも言えます。酢や塩、しょうゆで和えた料理でも死滅しないのは、先に見たとおりです。
原因:「新鮮だから大丈夫」「酢やしょうゆで和えてあるから大丈夫」という思い込み。厚生労働省は、一般的な料理で使う程度の食酢、塩漬け、しょうゆやわさびではアニサキス幼虫は死滅しないと説明しています。
対策:犬の分は味つけ前に取り分け、中心まで火を通してから与えます。刺身用に買った日でも、犬用だけは焼くかゆでると決めておきましょう。
対策はシンプルで、犬の分は最初から加熱用として扱うことです。刺身にする日でも、犬用に小さな切り身を取っておき、フライパンや湯で火を通します。味つけ前の段階で分けておけば、塩分の問題も同時に避けられます。
焼けば安心?ヒスタミンと鮮度で見落としやすいこと

ヒスタミンは、一度できると加熱しても減らない
「生がだめなら、しっかり焼けば安心」と考えたくなります。ですが、加熱では防げない心配もあります。それがヒスタミンです。消費者庁の食品安全に関するページでは、ヒスタミン食中毒の原因食品として、赤身魚(サバ類・カツオ類・マグロ類・サンマなど)とその加工品が挙げられています。
ヒスタミンは、ヒスチジンを多く含む魚が常温に置かれるなどして、細菌の働きによってつくられる物質です。消費者庁は「一度生成されると、加熱しても減りません」と明記しています。アニサキスや酵素は加熱で対策できますが、ヒスタミンは違います。焼く前の段階の保存状態で決まってしまうのです。
この話も、消費者庁は人の食中毒として説明しています。犬での症例数や基準値について、公的な一次資料で確認できる数字はありません。そのため「犬が何mgで症状が出る」といった話はここでは書きません。ただ、「焼いたから安全」とは言い切れない理由としては十分です。
やりがちなのは、冷蔵庫に入れ忘れて数時間置いたさんまを「どうせ焼くから」と調理し、人は食べずに犬の分だけ焼いて与えることです。人が食べるのをためらう状態の魚は、犬にとっても同じくためらうべき状態だと考えましょう。
鍵は買ってからの時間—冷蔵と、エラ・内臓を早めに外す
ヒスタミンの対策として消費者庁が挙げているのは、購入後すぐに冷蔵すること、エラや内臓をできるだけ早く除去すること、鮮度が落ちた魚は食べないことです。加熱で減らないぶん、「つくらせない」ことに重点が置かれています。
エラや内臓を早く外すのは、ヒスタミンをつくる細菌が多い部分だからです。厚生労働省のアニサキスの資料でも、速やかに内臓を取り除くことがすすめられていました。つまり、さんまを買って帰ったら早めに頭と内臓を外す、という下処理は、寄生虫とヒスタミンの両方に効く共通の対策です。
具体的な場面で言うと、買い物のあとに寄り道をして、常温の車内に置きっぱなしにしてしまうのは避けたいところです。まとめて何尾か買ったときに、その日に使わない分を下処理せずに冷蔵庫に入れておくのも同様です。どちらも「時間」がヒスタミンを増やす側に働きます。
コツは、犬に分ける予定がある日は、買った当日の新しいうちに焼いてしまうことです。下処理→加熱→冷ましてほぐす、までを一気に済ませれば、鮮度の心配を小さくできます。
旬の時期は手に入りやすい、だからこそ鮮度で選ぶ
さんまが店頭に多く並ぶのは秋です。水産庁の長期漁海況予報(令和6年度)では、漁期は8月から12月とされています。8〜9月は北海道からウルップ島東方沖の公海、10月は道東海域・北方四島周辺海域と隣接する公海が漁場になる見通しでした。流通系の記事では、9〜10月を旬とするものが多く見られます。
同じ予報では、漁期を通じた来遊量は「低水準となる(昨年と同水準)」とされていました。水揚げ量や店頭の価格は年ごとの変動が大きい魚です。この記事では具体的な金額や数量には触れません。
犬に分けるという目的で言えば、大事なのは「旬かどうか」より「鮮度がよいかどうか」です。旬の時期は安く多く手に入るので、つい数尾まとめて買い、数日かけて食べることになりがちです。その間に鮮度が落ちていけば、ヒスタミンの心配は増えます。
選ぶときは、目が澄んでいるか、身に張りがあるかなど、人が食べるときと同じ基準で見て構いません。犬用に分ける分は、買った日のうちに下処理と加熱を済ませる前提で、必要な分だけ買うのが安心です。
人のおかずの残りを翌日に回すときの考え方
夕食で焼いたさんまを翌日に犬のトッピングに回したい、という場面もあるでしょう。この場合、大事なのは「焼く前の段階で犬用に分けて、味をつけずに焼いたものか」と「焼いたあとすぐに冷蔵したか」の2点です。
ヒスタミンは加熱で減らないので、焼く前の保存状態が悪ければ、翌日に回しても状況は変わりません。焼いた後も、常温に長く置けば傷みは進みます。人の料理の感覚で「一晩くらいなら」と判断するより、犬用は当日に使い切る量だけ焼いておくほうが安全側です。
もし翌日に使うなら、味をつけずに焼いた犬用の分を、冷めたらすぐに冷蔵しておきます。与える前に、においや見た目に違和感がないかを確かめてください。少しでも迷う状態なら、与えないという判断で問題ありません。
塩焼き・干物・缶詰は何が違う?食塩相当量で比べると
犬ごはんノート調べ:加工の違いで塩分は3〜9倍に
さんまは、生の切り身のほかに、塩焼き、開き干し、みりん干し、缶詰など、人向けの加工品が多い魚です。同じ「さんま」でも、加工によって塩分がどれだけ変わるかを、日本食品標準成分表2020年版(八訂)の値で並べてみました。
| 種類 | エネルギー | 脂質 | ナトリウム | 食塩相当量 |
|---|---|---|---|---|
| 皮つき・生 | 287kcal | 25.6g | 140mg | 0.4g |
| 皮つき・焼き(無調味) | 281kcal | 22.8g | 130mg | 0.3g |
| 開き干し | 232kcal | 19.0g | 500mg | 1.3g |
| 缶詰(味付け・液汁を除く) | 259kcal | 18.9g | 540mg | 1.4g |
| 缶詰(かば焼・液汁を含む) | 219kcal | 13.0g | 600mg | 1.5g |
| みりん干し | 382kcal | 25.8g | 1400mg | 3.6g |
出典:文部科学省「日本食品標準成分表2020年版(八訂)」。焼きは魚体全体を焼いたもの(無調味)。かっこ付きの推計値を含みます。
表を見ると、生の食塩相当量0.4gに対して、加工品は1.3〜3.6gです。およそ3〜9倍に上がっていることがわかります。人にとっては「ごはんが進む味」でも、犬にとっては、ふだんのフードにはない塩分を上乗せすることになります。
犬に必要な塩分量を具体的な数字で示した公的な一次資料は、今回の調査では確認できていません。そのためこの記事では「犬には人の何分の一」といった数字は使いません。それでも、同じ魚で塩分がこれだけ変わる以上、犬に分けるなら無調味のものを選ぶ、という判断は数字からも自然に導けます。
無調味で焼いた身なら、生とほぼ同じ塩分
表で押さえておきたいのは、「焼く」こと自体では塩分は増えない、という点です。成分表の「皮つき・焼き」は魚体全体を焼いた無調味の値で、食塩相当量は0.3g、ナトリウムは130mgです。生の0.4g・140mgとほぼ変わりません。
つまり、塩分を上げているのは加熱ではなく味つけです。塩焼きは、焼く前に振った塩がそのまま上乗せされます。家庭の塩焼きがどのくらいの塩分になるかは、振る量で変わります。成分表に「塩焼き」の値はないので、数字では言えません。ただ、無調味で焼いた値との差が、そのまま振った塩のぶんだと考えれば、理屈はわかりやすいはずです。
よくある場面は、家族の分と犬の分を同じ網で焼くときです。犬用の切り身にだけ塩を振らないつもりが、隣の身から落ちた塩がかかったり、下味をつけたトレーの上で切り分けたりすると、無調味のつもりでも塩が付きます。
コツは、犬用は最初に取り分けて、別の皿やアルミホイルの上で焼くことです。焼く・ゆでる・蒸すといった加熱の方法そのものより、「塩に触れさせない段取り」が大事です。
みりん干しは食塩3.6gに炭水化物28.1gも加わる
加工品の中でも、みりん干しは別格です。成分表では100gあたり食塩相当量3.6g、ナトリウム1400mgで、生の約9倍の塩分です。さらに、みりんや砂糖の味つけによって、炭水化物が28.1gと大きく上乗せされています。エネルギーも382kcalと、生の287kcalより高くなります。
開き干しは食塩相当量1.3g、ナトリウム500mgです。干物は「素材の味」のイメージがありますが、実際には塩水や振り塩で下味がついています。缶詰は、味付け(液汁を除く)で1.4g、かば焼(液汁を含む)で1.5gです。液汁を除いた身の値でも1.4gあるので、汁を切れば塩分が抜けるわけではありません。
環境省のガイドラインは、人の食べ物でも、犬や猫には害を及ぼす場合があると注意を促しています。例として、にぼしや海苔はマグネシウムの過剰が要因となって尿路疾患を引き起こすことがある、とも書いています。人にとって体にいい海産物が、そのまま犬にもいいとは限らない、という考え方は、さんまの加工品にも当てはまります。
犬に与えないほうがいいとされる食べ物の全体像は、別の記事でも整理しています。

コツとしては、加工品は「犬に分ける選択肢から外す」と決めてしまうことです。量を減らせば大丈夫か、と考えるより、無調味の生さんまを犬用に焼くほうが、手間は同じで迷いがありません。
よくある失敗:「塩を払えば」「汁を切れば」大丈夫と考える
加工品で起こりやすいもう一つの失敗は、「表面の塩を払えば」「缶詰の汁を切れば」「水で洗えば」塩分は落とせる、と考えてしまうことです。
原因は、塩分が表面だけにあると思い込むことです。開き干しや缶詰は、加工の段階で身に塩や調味液がしみ込んでいます。先の表のとおり、缶詰は液汁を除いた身の値でも食塩相当量1.4gあり、生の0.4gの3倍を超えています。表面を払ったり汁を切ったりしても、身の中に入った塩分は残ります。
原因:塩分は表面にあると思い込むこと。缶詰(味付け)は液汁を除いた身でも食塩相当量1.4gで、生の0.4gの3倍を超えています(日本食品標準成分表)。
対策:塩焼き・干物・缶詰は犬用にしないと決めます。犬に分けたいときは、無調味の生さんまを犬用に焼くかゆでて用意しましょう。
対策は、味のついたさんまを「なんとか犬用に加工する」のをやめ、最初から無調味のさんまを犬用に調理することです。塩抜きの手間をかけるより、そのほうが確実で、結果的に早く済みます。
骨・頭・内臓はどうする?下処理で変わる食べやすさ
骨は外すのが基本—環境省は鶏の骨で「縦にさけやすい」と説明
さんまを犬に与えるときは、骨を外すのが基本です。環境省のガイドラインには、魚の骨についての個別の記述はありません。一方で、鶏の骨について「縦にさけやすく、噛んで割れるととがった形状となり、のどや消化管を傷つけることがあるため、犬や猫に与えてはいけません」と明記しています。
さんまの骨は鶏の骨より細く、やわらかく見えます。ただ、細くとがったものがのどや消化管を傷つけるおそれがある、という理屈は共通です。犬の食事を扱う獣医系の媒体でも、魚の骨は取り除く、という点は共通しています。特に小型犬・子犬・シニア犬はリスクが高い、とする記事が多く見られます。
やりがちなのは、「さんまの骨はやわらかいから大丈夫」と、身をざっくりほぐしただけで与えることです。中骨は外せても、腹のあたりの細い骨や、ひれの付け根の骨は、ほぐした身に紛れ込みやすいのです。
コツは、加熱して冷ましたあと、指先で身をつまむように確かめながらほぐすことです。目で見るより指で触れるほうが、細い骨に気づきやすくなります。骨が刺さった疑いがあるときは、自宅で無理に取ろうとせず、動物病院に相談するよう獣医系の媒体は呼びかけています。
頭と内臓は判断が割れるので、外しておくのが無難
頭や内臓については、情報源によって判断が分かれています。加熱すれば与えてよいとする媒体もあります。一方で、ヒスタミンをつくる細菌が多い部分なので積極的には与えない、とする記事もあります。一次資料で「犬に与えてよい」「与えてはいけない」と決めているものは、今回の調査では確認できませんでした。
ここまでの話を振り返ると、外しておくほうが筋が通ります。厚生労働省はアニサキス対策として内臓を速やかに取り除くことを、消費者庁はヒスタミン対策としてエラと内臓をできるだけ早く除去することを、それぞれすすめていました。人の食中毒予防のために「早く外す」とされている部分を、あえて犬に与える理由は見当たりません。
「さんまのわたの苦みがおいしい」という人の感覚から、犬にも分けたくなることがあるかもしれません。ですが、犬にとってはその部分にこだわる必要はありません。頭にも細かな骨が多く、喉に引っかかりやすい部位です。
結論として、この記事では頭と内臓は外して、身だけを使うことをすすめます。判断が割れている部分は、迷ったら与えない側に倒すのが、健康な犬に長く安心して魚を楽しんでもらう近道です。
1尾のうち食べられるのは約65%—廃棄率35%の意味
日本食品標準成分表では、さんまを魚体全体から調理する場合の廃棄率を35%としています。廃棄部位は頭部、内臓、骨、ひれ等です。つまり、1尾のうち身として使える部分は約65%という計算になります。
この数字は、犬に分ける量を考えるときの手がかりになります。1尾まるごと買っても、頭・内臓・骨・ひれを外すと、手元に残る身は見た目より少なくなります。犬用にはそのうちのごく一部を使うので、1尾を買えば、犬の分は十分すぎるほど取れます。
やりがちなのは、下処理の手間を省くために、切り身ではなく「身の多そうな部分をまとめて」ほぐし、そのまま多めに与えてしまうことです。可食部が約65%ということは、骨やひれの比率も小さくないということです。身を多く取ろうとするほど、骨が混じりやすくなります。
コツは、犬用には、骨の少ない背側の身を少しだけ使うことです。量が少なくて済むので、骨を丁寧に確かめる手間もかかりません。残りの身は人が食べる分に回せば、無駄も出ません。
圧力鍋で骨までやわらかく、は家庭ではすすめにくい
さんまの骨には、圧力鍋で骨までやわらかく煮て細かく刻めば与えられる、という紹介もあります。確かに缶詰のさんまは骨ごと食べられるように加工されています。ただ、家庭で同じようにできるかは別の話です。
家庭用の圧力鍋では、加熱時間や圧力のかかり方で、骨のやわらかさにばらつきが出ます。見た目にはやわらかくなっていても、一部に硬さが残ることは十分ありえます。犬は人のようによく噛んで異物に気づいて出す、という食べ方をしないことが多いので、「ほとんどやわらかい」では足りない場面があります。
また、缶詰のさんまを「骨ごと食べられるから」と与えるのも、先の表で見たとおり、塩分の面ですすめられません。
骨の栄養を取り入れたいという気持ちは理解できますが、そのために家庭で骨ごと調理する必要はありません。総合栄養食のフードを主食にしていれば、ミネラルはフード側でまかなう設計になっています。さんまは身の部分を、骨をきれいに外して少しだけ、が家庭でのちょうどいい使い方です。
どれくらいなら与えていい?287kcalを「おやつ枠」で考える
主食ではなく、トッピング・おやつの位置づけ
さんまは、主食の代わりではなく、いつものフードに少し足すトッピングや、おやつの位置づけで考えるのが基本です。
理由は、主食の役割を担うのは総合栄養食だからです。総合栄養食は、そのフードと水だけで必要な栄養がとれるように設計された表示区分です。ペットフードの目的による分類には、総合栄養食のほかに、間食、療法食、その他の目的食があります。さんまをのせた分だけ、フードで計算された栄養のバランスは少しずつずれていきます。量が少なければ影響は小さいですが、量が増えるほど、主食の設計から離れていきます。
よくあるのは、食いつきがいいからと毎食さんまをのせるうちに、犬がフードだけでは食べなくなるケースです。そうなると、さんまの量を減らせなくなり、脂質とエネルギーのとりすぎが続きます。
さんまは総合栄養食の代わりではなく「おやつ枠」の食材です。生100gで287kcal・脂質25.6gと、少量でもエネルギーが大きくなります。与えた日は、その分をおやつや他のトッピングから差し引いて考えましょう。量に迷うときは、体重や体型を見ながら獣医師と相談して決めるのが確実です。
コツは、さんまを「特別な日のひと口」にとどめ、毎日の習慣にしないことです。のせるときは細かくほぐして、フードと混ぜると、少量でも満足感を出しやすくなります。
体重別の「◯g」を、この記事で載せない理由
犬に与えるさんまの量を、体重別のグラム数で紹介している記事は少なくありません。ただ、この記事ではあえて体重別のグラム数を載せていません。
理由は、媒体によって数字がばらばらで、公的な根拠が確認できないからです。今回の調査で確認した範囲でも、ある媒体と別の媒体とで、同じ体格の犬に示されているグラム数が食い違っていました。どちらかが正しいと判断する材料は見つかりませんでした。出どころのはっきりしない数字を並べるより、考え方を示すほうが読者の役に立つと判断しています。
犬の食事を扱う媒体では、トッピングやおやつを「1日に必要なエネルギーの10%以内」とする記事が複数あります。この考え方でさんまの量を出すには、その犬の1日に必要なエネルギー量がわかっている必要があります。必要なエネルギー量は、体重だけでなく、年齢、活動量、避妊・去勢の有無、体型などで変わります。つまり、同じ体重でも、犬によって答えが変わる性質の数字なのです。
1日に必要なエネルギー量の考え方や、フードの給餌量表の読み方は、別の記事で詳しく解説しています。

「袋の裏の表どおりにあげているのに、体つきが少しずつ丸くなってきた」「子犬のうちは欲しがるだけ与えていいの?」――犬のご飯量は毎日のことなのに、なぜその量なのか…
コツは、「さんまの量」を単独で決めるのではなく、「おやつ全体の量」の中で考えることです。ほかにおやつを与えている日は、さんまはさらに少なくする、という調整がしやすくなります。
脂質25.6g—与えた日は他のおやつを控える考え方
さんまの量を考えるうえで、いちばん意識しておきたいのが脂質です。生で100gあたり25.6g、焼いても22.8gと、脂の多い魚であることは加熱してもあまり変わりません。獣医系の媒体でも、与えすぎによる肥満に注意を呼びかける記事が見られます。
脂質は、たんぱく質や炭水化物に比べて、同じ重さあたりのエネルギーが大きい栄養素です。さんまの287kcalという数字の多くは、脂質から来ています。ほんのひと口のつもりでも、フードに比べてエネルギーが大きくなりやすいのはこのためです。
やりがちなのは、さんまをのせた日にも、いつもどおりのおやつをいつもどおりの量で与えてしまうことです。一日単位で見ると、フード以外からのエネルギーが増えています。これが週に何度も続くと、体重がじわじわ増えていきます。
コツは、さんまを与えた日は「今日のおやつはこれ」と決めて、他のおやつを控えることです。定期的に体重を量り、体型に変化がないかを見ておくと、量が適切かどうかの判断材料になります。
犬用のさんまおやつは、袋の裏の5項目と「給与限度量」を見る
自分で調理するのが難しい場合、犬用として売られているさんま原料のおやつを使う選択肢もあります。ここでは特定の商品は紹介せず、選ぶときに袋の裏で見るポイントを整理します。
まず、ペットフード安全法で表示が義務づけられている5項目(名称・賞味期限・原材料名・原産国名・事業者名及び住所)がそろっているかを確認します。そのうえで、目的による分類を見ます。ペットフード公正取引協議会の説明では、「間食」については「給与限度量」と「給与回数や与え方」の表示が必須とされています。袋に書かれた給与限度量が、そのおやつの量の上限を考える一次的な目安になります。
「無添加」の表示にも注意が必要です。公正取引協議会の表示ルールでは、無添加である原材料名等が明確に併記され、かつ当該原材料が基準を満たす場合に限り表示できるとされています。「無添加」とだけ大きく書かれていても、何が無添加なのかを併記の部分で確かめましょう。無添加表示の読み方は、別の記事で詳しく扱っています。

ペットショップのおやつ売り場には「無添加」と書かれたジャーキーやボーロが並んでいます。見ると安心できそうな言葉ですが、何が入っていないのか、普通のおやつと何が違…
開封後の保存も見落とせません。環境省のガイドラインでは、使用期限の目安として、ドライ・ソフトドライフードは開封後約1か月、セミモイストフードは開封後2週間程度(冷蔵)、ウェットフードは開封後1日とされています。やわらかいタイプのさんまおやつは、開けたあとの日持ちが短くなりやすいと考えておきましょう。
子犬・シニア犬・持病やアレルギーがある犬では?
子犬は「急いで魚を覚えさせない」
子犬に対しては、さんまを急いで与える必要はありません。成長期の子犬は、子犬用の総合栄養食で必要な栄養をとることが優先です。
理由の一つは、骨のリスクです。獣医系の媒体でも、魚の骨は小型犬・子犬・シニア犬で特にリスクが高いとされています。体が小さい犬ほど、細い骨でものどや消化管を傷つけやすくなります。もう一つは、主食の量が決まっている子犬では、トッピングの分だけ主食のバランスが崩れやすいことです。成長期は、栄養の偏りの影響を受けやすい時期です。
よくあるのは、「子犬のうちからいろいろな味に慣らしておきたい」と、さまざまな食材を少しずつ試すケースです。気持ちは自然ですが、初めての食材を立て続けに与えると、お腹をこわしたときにどれが原因かわからなくなります。
コツは、子犬の時期は主食のフードに慣れることを優先し、さんまのような脂の多い魚は、成犬になってから少量ずつ試すことです。どうしても与えたい場合は、骨を丁寧に外したごく少量にとどめましょう。
シニア犬は、噛む力と脂質の両面から
シニア犬では、噛む力と飲み込む力の衰え、そして脂質とエネルギーのとりすぎ、の両面に気をつけます。
年齢を重ねると、若い頃より運動量が減り、必要なエネルギーも少なくなる傾向があります。脂の多いさんまは、少量でもエネルギーが大きいので、若い頃と同じ感覚で与えると、体重の増加につながりやすくなります。また、飲み込む力が弱くなっていると、骨はもちろん、大きめにほぐした身でも喉につかえることがあります。
やりがちなのは、食欲が落ちてきたシニア犬に「食べてくれるなら」と、においの強いさんまを多めにのせてしまうことです。食べてくれることは大切ですが、それが脂質の多い食材ばかりになると、別の心配が出てきます。
コツは、身をいつもより細かくほぐし、ぬるめの温度にしてフードと混ぜることです。香りが立ちやすいので、少量でも食欲のきっかけになります。食欲の低下が続く場合は、食材で補うより先に、原因を確かめることを考えましょう。
持病がある犬と、EPA・DHAへの期待のかけ方
腎臓病、心臓病、膵炎などの持病がある犬や、療法食を食べている犬は、さんまを与える前に獣医師に相談してください。療法食は獣医師の指導のもとで与えるもので、トッピングを加えることで、その設計から外れてしまうことがあります。
さんまというと、EPAやDHAを期待する方も多いでしょう。EPAやDHAは海水魚の魚油に多い脂肪酸として知られています。ただ、ペットフードメーカーの栄養素の解説には、過剰摂取による免疫機能への影響の可能性に触れた記載もあります。さんまのEPA・DHAで何かの病気がよくなる、といった効能を期待して量を増やすのは、この記事ではすすめません。
よくあるのは、「体にいい脂だから」と、持病がある犬にこそ積極的に与えようとすることです。脂質の多い食事が合わない病気もあるので、自己判断で増やすのは避けたいところです。
コツは、かかりつけの獣医師に「さんまを少しトッピングしてもいいか」と具体的に聞いてみることです。持病がなくても、食欲や便の様子がいつもと違うときは、獣医師に相談してください。
初めての魚はひと口から—魚アレルギーの様子を見る
初めてさんまを与えるときは、ごく少量から始めます。魚に対してアレルギーがある犬では、下痢や嘔吐、かゆみといった様子が見られることがある、と獣医系の媒体は説明しています。
アレルギーは、その犬が初めて食べる食材で出やすいものではなく、どの食材で起こるかは犬によって違います。事前に見分ける方法は家庭にはないので、「少量を与えて、その後の様子を見る」という手順を踏むしかありません。量が少なければ、何かあったときの影響も小さく済みます。
| 項目 | 健康な成犬 | 子犬・シニア犬 | 持病・アレルギー歴がある犬 |
|---|---|---|---|
| 基本の考え方 | 加熱・無塩・骨なしで、おやつ枠のトッピングに | 急いで与えない。与えるなら骨を丁寧に外したごく少量 | 与える前に獣医師へ相談 |
| 量の決め方 | 他のおやつと合わせて調整。体重・体型を見る | 主食のフードを優先し、ひと口程度から | 獣医師の指示に合わせる |
| 特に気をつけたい点 | 脂質の多さ、毎日の習慣にしない | 骨、飲み込み、エネルギーのとりすぎ | 療法食の設計から外れないか、症状の変化 |
コツは、初めて与える日は、他の新しい食材を重ねないことです。そうすれば、何かあったときに原因を絞り込みやすくなります。与えたあとに便がゆるくなったり、体をかく様子が増えたりしたら、それ以上は与えず様子を見ましょう。
まとめ:犬に秋刀魚を分けるときの判断ポイント
さんまは、犬に与えてはいけない魚ではありません。ただし、人がふだん食べている形のままでは、犬向きではありません。生のままでは寄生虫や酵素の心配があり、塩焼き・干物・缶詰は塩分が上乗せされています。さらに、焼いても鮮度の問題は消えず、骨や内臓の扱いにも注意が要ります。この記事で見てきたように、心配の出どころを一つずつ押さえていけば、「加熱・無塩・骨なし・少量」という4つの条件に自然にたどり着きます。
最初の一歩としては、次にさんまを買った日に、家族の分に塩を振る前に小さな切り身を1切れ取り分けてみてください。味をつけずに焼き、冷ましてから指で骨を確かめながらほぐし、いつものフードにひと口分だけのせます。その日は他のおやつを控え、翌日の便の様子まで見ておけば、その犬にさんまが合うかどうかの手がかりになります。
子犬やシニア犬、持病のある犬では、急いで与える必要はありません。迷ったときは、かかりつけの獣医師に相談してから決めましょう。
※栄養成分の数値は文部科学省「日本食品標準成分表2020年版(八訂)」に基づきます。最新情報は各公的機関の公式サイトでご確認ください。

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