「ささみを茹でてトッピングにしたいけれど、どこまで手をかければいいのだろう」「生のままではダメなの?」「どれくらいの量なら与えすぎにならない?」。犬の手作りごはんを始めるとき、多くの飼い主さんが最初に手に取る食材がささみです。スーパーで手に入りやすく、脂身が少なく、茹でるだけで形になる。手軽な食材だからこそ、下ごしらえや量の考え方が曖昧なまま続けてしまいやすい食材でもあります。
先に結論をお伝えすると、ささみは「筋と皮を取り、味付けをせずに中心まで茹で、いつものフードに少量足す」のが基本です。文部科学省の日本食品標準成分表では、ささみ(生)は可食部100gあたり脂質0.8g・たんぱく質23.9gと、鶏肉のなかでも脂質の少ない部位です。ただし、ささみだけで犬に必要な栄養がそろうわけではありません。おやつやトッピングは、1日に必要なエネルギー量の20%以内を目安にし、足した分だけ主食を減らすのが環境省のガイドラインの考え方です。
この記事では、成分表の数値と、農林水産省・環境省・獣医師会などの一次情報をもとに、ささみの栄養の読み方、むね肉・もも肉との違い、生で与えない理由、下ごしらえと茹で方、フードに足す簡単レシピ4品、量の計算、一緒に使わない食材と鶏肉アレルギーのサインまでを順番に解説します。
・ささみの脂質0.8g・たんぱく質23.9gが何を意味するか(成分表の読み方)
・「新鮮なら生でもいい」が成り立たない理由と、中心まで加熱する目安
・味付けなしの茹で方と、フードに足すだけの簡単レシピ4品
・「1日20%以内」をささみに当てはめる計算の考え方と、一緒に入れない食材
犬のささみレシピが選ばれる理由:脂質0.8gの「低脂肪・高たんぱく」をどう読む?

100gあたり98kcal・たんぱく質23.9g、成分表で見るささみの中身
ささみは「水分が多く、脂質が少なく、残りのほとんどがたんぱく質」という、成分の構成がシンプルな食材です。まずは数字で中身をつかんでおくと、トッピングの量を考えるときに迷いにくくなります。
日本食品標準成分表(八訂)増補2023年で、若どりのささみ(生・食品番号11227)の可食部100gあたりの値を見ると、エネルギー98kcal、水分75.0g、たんぱく質23.9g、脂質0.8g、炭水化物0.1g、食塩相当量0.1gです。100gのうち75.0gが水分で、固形分の大半をたんぱく質が占めていることがわかります。脂質は0.8gと、1gに届きません。
ここで飼い主さんがやりがちなのが、「低カロリーだから、たくさんあげても平気」と受け取ってしまうことです。98kcalという値は、あくまで100gあたりの数字です。小型犬にとっては、ささみ1本分でも1日の食事のなかで無視できない割合になることがあります。「脂質が少ない」ことと「量を気にしなくていい」ことは別の話です。
もうひとつ押さえておきたいのは、成分表の値が「生」の状態で測った数字だという点です。茹でると水分が抜けて重さが変わるため、茹でた後の重さで計算するとエネルギーの見積もりがずれます。量を管理したい場合は、茹でる前の生の重さを基準に考えると、成分表の数字をそのまま使えて計算がシンプルになります。
| 分類・主な原材料 | 肉類/鳥肉類/にわとり(若どり・副品目)ささみ 食品番号11227 |
| 栄養成分の目安 | 可食部100gあたり:エネルギー98kcal、水分75.0g、たんぱく質23.9g、脂質0.8g、炭水化物0.1g、食塩相当量0.1g、ナトリウム40mg、カリウム410mg、コレステロール66mg(廃棄率5%) |
| 与えるときの注意 | 筋・皮を取り、味付けなしで中心まで加熱する。主食の代わりにせず、トッピングやおやつとして1日のエネルギー量の20%以内に収める |
| 向いている犬・場面 | フードに風味を足したいとき、ご褒美を小さく刻んで回数を多く与えたいとき。鶏肉アレルギーの疑いがある犬や、食事管理中の犬は獣医師に確認してから |
出典:文部科学省 日本食品標準成分表(八訂)増補2023年(犬ごはんノート調べ)
低脂肪が役に立つのは、どんな犬のどんな場面?
ささみの「脂質が少ない」という特徴が生きるのは、フードの栄養バランスを大きく崩さずに、風味やごほうびを足したい場面です。主食の代わりではなく、「足し算の食材」として使うときにいちばん扱いやすくなります。
理由は、トッピングで増える栄養の中身にあります。脂質は同じ重さあたりのエネルギーが大きい栄養素なので、脂の多い肉を足すと、少量でもエネルギーが上乗せされやすくなります。ささみは脂質0.8gと少ないため、同じ量を足しても脂質の増え方が小さく、フードのバランスへの影響を読みやすいのです。
具体的には、ドライフードの食いつきが落ちてきた成犬に風味づけとして少量のせる、しつけのごほうびを細かく刻んで回数を多く与える、食が細くなってきたシニア犬のフードに香りを足す、といった使い方で差が出ます。一方で、「脂質が少ない肉だから、体重が気になる犬には好きなだけ」と考えるのは失敗のもとです。低脂肪でもエネルギーはゼロではありません。
また、持病があって食事の内容を獣医師から指示されている犬の場合は、脂質やたんぱく質、ミネラルの量を管理していることがあります。ささみはカリウムも100gあたり410mg含む食材です。食事管理中の犬にささみを足したいときは、自己判断せず、先にかかりつけの獣医師に確認するのが確実です。
実は「ささみだけ」のごはんは、低脂肪でも栄養が偏る
意外と知られていないけれど、ささみは「体にいい食材」である一方で、それだけでは犬の食事として成り立たない食材です。低脂肪・高たんぱくという長所は、裏を返せば「脂質も炭水化物もほとんど入っていない」ということでもあります。
成分表を見ると、ささみの炭水化物は100gあたり0.1g、脂質は0.8gです。犬の体をつくり、動かすには、たんぱく質だけでなく脂質やビタミン、カルシウムなどのミネラルも必要です。ペットフード公正取引協議会は「総合栄養食」を、毎日の主要な食事として与えることを目的とし、そのフードと水だけで指定された成長段階の健康を維持できるよう栄養バランスが取られたもの、と定義しています。ささみ単体は、この条件とは別物です。
やりがちなのは、「フードを食べないから、ささみだけでも食べてくれるならいい」とささみの割合をどんどん増やしてしまうケースです。最初は食いつきがよくても、ささみの割合が増えるほど、総合栄養食のフードで取れていた栄養が減っていきます。さらに、ささみの味に慣れてフードを食べなくなる、という悪循環も起こりがちです。
コツは、ささみを「主役」ではなく「風味づけ」と位置づけることです。フードの上に香りが立つ程度にのせ、フードごと食べてもらう形を基本にしましょう。ささみしか食べない状態が続くときは、好みの問題だけでなく体調が関係していることもあるため、様子を見て獣医師に相談してください。
ささみ・むね肉・もも肉はどう違う?成分表で並べて見えた脂質の差
犬ごはんノート調べ:鶏肉3部位の成分を横に並べると
同じ鶏肉でも、部位によって脂質の量は大きく変わります。トッピング用の肉として選ぶなら、脂質の少なさではささみが一番、次に皮なしのむね肉、そのあとに皮なしのもも肉という順番です。
日本食品標準成分表(八訂)増補2023年から、若どりのささみ(生)、むね肉(皮なし・生)、もも肉(皮なし・生)の可食部100gあたりの値を、犬ごはんノートで1つの表に整理しました。すべて「生」「皮なし」の値なので、条件をそろえて比べられます。
| 項目 | ささみ | むね肉(皮なし) | もも肉(皮なし) |
|---|---|---|---|
| エネルギー | 98kcal | 105kcal | 113kcal |
| たんぱく質 | 23.9g | 23.3g | 19.0g |
| 脂質 | 0.8g | 1.9g | 5.0g |
| 水分 | 75.0g | 74.6g | 76.1g |
| 食塩相当量 | 0.1g | 0.1g | 0.2g |
| 向いている場面 | 脂質を増やさず風味を足したい、ごほうびを細かく与えたい | ささみに近い成分で、量を用意したいとき | 脂質の制限がない成犬に、風味の違いを出したいとき |
出典:文部科学省 日本食品標準成分表(八訂)増補2023年 食品番号11227・11220・11224(犬ごはんノート調べ)
表を見ると、たんぱく質はささみとむね肉がほぼ同じ水準で、もも肉は19.0gと少し低めです。一方で脂質は、ささみ0.8g、むね肉1.9g、もも肉5.0gと、部位によってはっきり差が開きます。水分量は3部位とも70g台で大きな違いはありません。「鶏肉ならどれも同じ」と思って選ぶと、脂質の量が数倍違う肉を与えている、ということが起こりうるわけです。
脂質の差は、トッピングを続けるほど効いてくる
1回あたりの差は小さく見えても、トッピングは毎日続けるものなので、部位の違いは積み重なって効いてきます。脂質を抑えたいなら、ささみを基本にするのが合理的です。
数字で見てみましょう。100gあたりの脂質は、ささみともも肉(皮なし)の差が4.2g、ささみとむね肉(皮なし)の差が1.1gです。エネルギーで見ると、ささみともも肉の差は15kcalです。1回だけならわずかな差ですが、毎食のトッピングとして続けると、その差が日々の食事に上乗せされ続けます。とくに体の小さい犬ほど、1日に必要なエネルギー量そのものが少ないため、同じ差でも占める割合が大きくなります。
やりがちな失敗は、家族の夕飯用に買ったもも肉を「少しだけだから」と取り分け続けるパターンです。人用の料理では皮つきのまま使うことも多く、表の値(皮なし)よりもさらに脂質が多い状態で犬の器に入ってしまいます。本人は「ささみの代わりに鶏肉をあげている」つもりでも、中身は別物になっています。
コツは、犬用の肉は人用と分けて、最初から「ささみ」または「皮なし」の部位として用意することです。パック売りの肉を買うときは、ラベルの「ささみ」「むね」「もも」の部位名と、皮つきかどうかを確認しておくと、成分表の数字をそのまま当てはめて量を考えられます。
むね肉・もも肉を使ってもいいのは、こんなとき
ささみ以外の部位が「使ってはいけない肉」というわけではありません。脂質の制限を受けていない健康な成犬であれば、皮を取ったむね肉やもも肉も、トッピングの選択肢になります。
皮なしのむね肉は、たんぱく質23.3g・脂質1.9gと、ささみに近い成分です。ささみは1本ずつ筋を取る手間がありますが、むね肉は塊で用意しやすく、まとめて茹でておきたいときに扱いやすい部位です。もも肉(皮なし)は脂質5.0gとささみより多いものの、そのぶん風味が強く、「ささみには飽きてきたけれど、少量で香りを足したい」という場面で役立ちます。
具体例として、活動量が多く体型に余裕のある成犬であれば、ささみとむね肉を日によって使い分ける方法があります。反対に、体重が増えやすい犬、シニアで運動量が落ちてきた犬、獣医師から食事の指示を受けている犬は、脂質の少ないささみを基本にしておくと、量の管理がシンプルになります。
どの部位を使う場合も、皮は取り除き、味付けなしで中心まで加熱するという扱い方は変わりません。部位を変えたときは、表の値を見て脂質とエネルギーがどれだけ変わるかを一度確認し、トッピングの量を調整するのが失敗しないコツです。
なぜ生のささみはすすめられないのか?「新鮮なら大丈夫」の落とし穴

新鮮かどうかに関係なく、鶏肉には細菌が付いていることがある
ささみは「中心までしっかり加熱してから与える」のが基本です。鮮度がよい肉であっても、生のままで細菌のリスクがなくなるわけではありません。
農林水産省は、家畜の肉や内臓には腸管出血性大腸菌、サルモネラ、カンピロバクターなどの細菌が付いていることがあり、新鮮かどうかに関係なく、生や加熱不十分で食べると食中毒にかかり、重症化することもあると説明しています。鶏肉については、生や加熱不十分な鶏肉料理によるカンピロバクター食中毒が多発しているとして、中心まで十分に加熱するよう呼びかけています。
これは人の食中毒についての注意喚起ですが、犬のごはんを作るのは飼い主さんの台所です。生肉を扱えば、まな板や包丁、手を通じて家庭内に細菌を持ち込む可能性は人の料理と同じです。また、犬が生肉を食べた場合の影響は犬の体調や体質によって変わりうるため、家庭でできるいちばん確実なリスク対策は「加熱すること」だと考えられます。
「鶏の刺身やたたきを出す店もあるから、新鮮なら生でも平気」と考える方もいますが、農林水産省の説明は、まさに「新鮮かどうかに関係なく」リスクがあるという点を強調しています。ささみレシピでは、生で与えるという選択肢は最初から外しておきましょう。
加熱の目安は「中心まで赤みがなくなる」こと
ささみが加熱できたかどうかは、表面ではなく「中心部に赤みが残っていないか」で判断します。茹で時間の数字よりも、切って断面を見るほうが確実です。
農林水産省は、多くの細菌やウイルス、寄生虫は熱に弱く、加熱することで死滅するとし、食べるときは赤みがなくなることを目安に、肉の中心部までよく加熱するよう案内しています。熱は外側から内側へ伝わるため、表面が白くなった段階では、中心はまだ加熱が足りていないことがあります。
とくに差が出るのは、ささみの太さです。1本の中でも太い部分と細い部分があり、細い端が白くなったのを見て引き上げると、太い中央部分だけが生っぽく残ることがあります。複数本を一度に茹でるときも、太いものに合わせて判断する必要があります。
コツは、茹で上がったと思ったら一番太い1本を取り出して、真ん中で切って断面を確認することです。中心にピンク色や透明感が残っていれば、鍋に戻して加熱を続けます。火の通りをそろえたいときは、茹でる前に太い部分へ切り込みを入れたり、半分に切ったりして厚みをそろえておくと、加熱ムラが減ります。
やりがちな失敗:表面だけ白い「半生」と、台所の二次汚染
生で与えないように気をつけていても、実際に起こりやすいのは「半生で与えてしまう」ことと、「生肉を扱った道具から汚れが広がる」ことの2つです。どちらも、加熱の工程そのものより、その前後の扱いで起こります。
【状況】厚みのあるささみを数本まとめて茹で、表面が白くなったところで引き上げてほぐしたら、中心がまだピンク色だった。
【原因】熱は外側から中心へ伝わるため、表面の色では中心の加熱具合がわからない。太さの違うささみを一緒に茹でると、細いものに合わせて判断しがち。
【対策】一番太い1本を真ん中で切り、中心まで赤みがないことを確認する。厚みは茹でる前に切ってそろえる。生肉を切ったまな板・包丁・手は、他の食材や犬の食器に触れる前に洗う。
二次汚染についても理屈は同じです。生のささみを切ったまな板で、そのまま茹で上がったささみをほぐすと、せっかく加熱した肉に生肉の汚れが戻ってしまいます。生肉用と加熱後用で道具を分ける、あるいは加熱後の作業の前に洗うという順番を決めておくと、うっかりを防げます。犬の食器を置く場所も、生肉を扱う作業スペースから離しておくと安心です。
下ごしらえから茹で上がりまで、ささみの扱い方の基本
筋・皮・骨を取り除くのは、消化器を守るため
ささみを茹でる前に、白い筋を取り除きます。皮つきや骨つきの鶏肉を使う場合は、皮と骨も必ず取り除いてから加熱します。ひと手間ですが、犬の食べやすさと安全性に直結する工程です。
日本食品標準成分表では、ささみの廃棄率は5%とされています。これは、ささみのうち食べずに捨てる部分(主に筋)の割合です。筋は加熱すると縮んで硬くなり、噛みにくく、丸飲みしやすい形になります。細かく刻んでも筋だけは切れにくく残るため、最初に取り除いておくのが確実です。
骨については、栃木県獣医師会が、鳥や魚などの硬い骨は食道や消化器官を傷つけるため、胃腸障害や喉の炎症、嘔吐などを起こすおそれがあるとして注意を呼びかけています。ささみは通常骨のない部位ですが、手羽や骨つき肉を一緒に茹でたときに、骨のかけらが紛れ込むことがあります。
筋の取り方のコツは、ささみの筋の端を指でつまみ、包丁の背を肉と筋の間に当てて、筋を引っ張りながら包丁を押さえるようにすると、するりと抜けます。皮は、犬用の肉を最初から皮なしで用意しておけば手間が省けます。骨を扱った日は、ほぐした肉を指先でなぞって、硬いかけらが残っていないか確認してから器に入れましょう。
味付けは不要。塩も醤油も入れずに茹でる
犬用のささみは、塩も醤油も入れず、水だけで茹でます。人の料理のような下味は、犬のささみレシピには必要ありません。
栃木県獣医師会は、醤油・塩・油・砂糖・味噌といった調味料について、高血圧や糖尿病につながるおそれがあり、犬に与える必要性が無いとしています。また、成分表を見ると、ささみ自体にも100gあたり食塩相当量0.1g、ナトリウム40mgが含まれています。食材そのものが持つ成分があるので、あえて塩分を足す理由はありません。
具体的な失敗例として多いのが、「臭み消しに」と料理酒や生姜、ネギの青い部分を入れて茹でてしまうことです。人の鶏料理では定番の下ごしらえですが、ネギ類は犬に与えてはいけない食材として知られています(詳しくは後半の食材のセクションで解説します)。煮汁に成分が溶け出すため、ネギを取り出しても安全にはなりません。
コツは、犬用のささみは人用の料理とは別の鍋で、水だけで茹でると決めておくことです。人用に味付けしたゆで鶏や、鶏ガラスープの素を使った料理からの取り分けも避けましょう。味がなくても、ささみそのものの香りで犬には十分な風味づけになります。
茹で上がったら、ほぐす・刻む・茹で汁を取っておく
茹で上がったささみは、犬の口の大きさと食べ方に合わせて、手でほぐすか包丁で刻みます。味付けなしで茹でた茹で汁は、捨てずにフードのふやかしや香りづけに使えます。
ほぐし方を変える理由は、丸飲みを防ぐためです。犬はよく噛まずに飲み込むことが多く、大きな塊のままだと喉に詰まらせる原因になります。小型犬やシニア犬には繊維に沿って細かく裂いたもの、噛む力のある成犬には小さな角切り、というように形を変えると食べやすくなります。
茹で汁は、ささみの香りが溶け出した水です。味付けをしていなければ、ドライフードをふやかすときに水の代わりに使ったり、フードにかけて香りを足したりできます。ただし、熱いまま使うと口の中をやけどさせてしまうことがあるので、人肌程度まで冷ましてから使います。表面に浮いたアクは、すくい取っておきましょう。
やりがちなのは、茹で汁を「栄養が溶け出しているから」と大量にかけることです。フードがスープ状になると、ドライフードの食感が変わり、食べ残しの原因になります。ほぐしたささみも茹で汁も、フードの香りを引き立てる程度の量から始めるのがコツです。
作り置きは小分けにして、冷蔵と冷凍を使い分ける
ささみをまとめて茹でておくなら、1回分ずつ小分けにし、近いうちに使う分は冷蔵、それ以外は冷凍するのが基本です。手作りのささみは保存料が入っていないため、市販のフードと同じ感覚で長く置かないようにします。
理由は、加熱した肉でも、冷めていく途中や保存中に細菌が増えることがあるからです。茹でたささみは水分が多く、たんぱく質が中心の食材なので、室温に長く置くほど傷みやすくなります。茹で上がったら粗熱を取り、できるだけ早く冷蔵庫や冷凍庫に入れることが大切です。
具体例として、1回分ずつラップで包んだり、製氷皿に茹で汁ごと入れて凍らせたりすると、使う分だけ取り出せます。一度解凍したものを再冷凍する、解凍したささみを室温に出しっぱなしにする、といった扱いは避けましょう。においや見た目に違和感があれば、使わずに処分します。
犬のささみレシピ簡単4品:いつものフードに「足す」ところから始める
ここからは、前のセクションの茹でたささみを使った簡単レシピを4品紹介します。どれも材料はささみと茹で汁だけで、いつものフードに足す形を基本にしています。ほかの食材を組み合わせる前に、まずはささみ単体で犬の体に合うかを確かめるという意味でも、シンプルなレシピから始めるのがおすすめです。
①筋・皮を取り、味付けなしで中心まで加熱したささみを使う ②主食はいつもの総合栄養食のフード。ささみはあくまで「足す」もの ③ささみを足した日は、その分だけフードを減らす ④初めて与える日は少量にし、便や皮膚の様子を見る
レシピ1:ほぐしささみのせ(基本のトッピング)
いちばん手軽で、量の調整もしやすいのが「ほぐしささみのせ」です。いつものフードの上に、細かくほぐしたささみを少量のせるだけ。ささみレシピの入り口として、まずはここから始めると失敗しにくくなります。
作り方は、茹でて冷ましたささみを繊維に沿って指で細かく裂き、フードの上に散らすだけです。ポイントは「上にのせる」のではなく、軽く混ぜて「フードと一緒に口に入る」状態にすること。ささみだけが上に固まっていると、犬はささみだけを先に食べてフードを残す、という食べ方を覚えてしまいがちです。
やりがちな失敗は、食いつきがよいのがうれしくて、日に日にささみの量が増えていくことです。最初はひとつまみだったのに、気づけばフードと同じくらいの量になっていた、というのはよくある流れです。ささみの割合が増えるほど、総合栄養食のフードから取れる栄養が減っていきます。
コツは、1回にのせる量を最初に決めておくことです。量の上限は、後のセクションで説明する「1日に必要なエネルギー量の20%以内」から考えます。のせる量を決めたら、茹でたささみをその量ずつ小分けにして冷凍しておくと、毎回迷わずに済み、うっかり増やしてしまうことも防げます。
レシピ2:茹で汁ふやかしフード(食が細い日・歯が弱い犬に)
ドライフードをささみの茹で汁でふやかし、ほぐしたささみを少し添えるレシピです。香りが立ちやすく、やわらかくなるので、食が細くなってきた犬や、硬いフードを噛みにくくなってきたシニア犬のごはんに向いています。
作り方は、味付けなしで茹でたささみの茹で汁を人肌程度まで冷まし、いつものドライフードにかけてふやかします。フードが茹で汁を吸ってやわらかくなったら、ほぐしたささみを少量混ぜて完成です。茹で汁にはささみの香りが溶け出しているので、水でふやかすよりも香りが強く、フードへの興味を引き出しやすくなります。
注意したいのは、ふやかしたフードは水分を含むため、ドライのままよりも傷みやすくなることです。作り置きせず、食べる直前に作り、食べ残しは片付けます。また、熱い茹で汁をそのまま使うと、口の中をやけどさせる原因になります。必ず冷ましてから使いましょう。
子犬の離乳期やシニア犬など、ふやかし方そのものに迷う場合は、フードのパッケージに記載された与え方もあわせて確認してください。食が細い状態が何日も続くときは、好みの問題ではなく体調の変化が隠れていることもあるので、ささみで食べさせることにこだわりすぎないことも大切です。
レシピ3:ささみふりかけ(少量で香りを足したいときに)
茹でたささみの水分を飛ばして、細かいそぼろ状にした「ささみふりかけ」です。少量で香りが立つので、フードの食いつきを少しだけ上げたいときや、トッピングの量を増やしたくないときに向いています。
作り方は、茹でたささみを細かく刻むかほぐし、油をひかないフライパンに入れて、弱火で混ぜながら水分を飛ばしていきます。焦がさないように、全体がぽろぽろとした状態になるまで炒り上げたら、冷まして完成です。油や調味料は入れません。水分が抜けるぶん、同じ量のささみでも見た目のかさが減るので、ほんの少量をフードに振りかけるだけで香りが広がります。
やりがちなのは、水分を飛ばして「乾物」になったと考え、常温で長く置いてしまうことです。家庭のフライパンで炒った程度では、市販のジャーキーのように保存用に乾燥させたものとは違います。作ったら清潔な容器に入れて冷蔵庫で保存し、早めに使い切るか、多めに作った分は小分けにして冷凍しましょう。
もうひとつの注意点は、かさが減ることで量の感覚がずれることです。ふりかけにしても、ささみのエネルギーは元のささみと変わりません。茹でる前の生の重さで量を決めてから作ると、与えた量を正確に把握しやすくなります。
レシピ4:一口ささみのごほうび(しつけ・コミュニケーションに)
茹でたささみを小さな角切りにして、ごほうびとして与えるレシピです。脂質が少ないささみは、細かく刻んで回数を多く与えたい場面で扱いやすく、市販のおやつの代わりにもなります。
作り方は、茹でて冷ましたささみを、犬が丸飲みしても喉に詰まらない大きさの小さな角切りにするだけです。しつけのごほうびは「一瞬で食べ終わる小ささ」が基本で、大きいと噛んでいる間に集中が切れてしまいます。小さく切れば、同じ量のささみでも与える回数を増やせます。
ここで起こりがちな失敗は、ごほうびの量が1日の食事に含まれていることを忘れてしまうことです。散歩中やトレーニング中にこまめに与えていると、1回ずつは小さくても、1日の合計は想像以上になっていることがあります。家族それぞれがごほうびをあげている家庭では、なおさら合計がわかりにくくなります。
コツは、その日のごほうび用のささみを朝のうちに1日分だけ取り分けておき、それ以上は与えないと家族で決めておくことです。ささみを使った低脂肪のおやつの考え方や「低脂肪」表示の見方については、こちらの記事でも詳しく解説しています。

どれくらい与えていい?「1日20%以内」をささみに当てはめる
トッピング・おやつの目安は、1日に必要なエネルギー量の20%以内
ささみをトッピングやおやつとして与える量は、「1日に必要なエネルギー量の20%以内」を目安にします。重さで決めるのではなく、エネルギー量の割合で考えるのがポイントです。
環境省「飼い主のためのペットフード・ガイドライン」は、おやつやごほうびは一日に必要なエネルギー量の20%以内を目安にし、与えた分だけ主要な食事の量も減らすよう案内しています。重さではなくエネルギーで考えるのは、犬の体の大きさや年齢によって、1日に必要なエネルギー量そのものが大きく違うからです。「ささみ1本まで」のような重さの決まりでは、小型犬と大型犬で意味がまったく変わってしまいます。
具体的に、ささみは可食部100gあたり98kcalです。愛犬の1日に必要なエネルギー量がわかれば、その20%を上限として、ささみを含むおやつ・トッピング全体で何kcalまで使えるかが決まります。ささみの量は、その範囲からさかのぼって計算できます。
注意したいのは、この20%は「ささみだけ」の枠ではなく、おやつ・トッピング全体の枠だという点です。市販のおやつやガム、果物などを別に与えているなら、それも同じ枠に入ります。ささみを足す日は、ほかのおやつを減らすといった調整も必要になります。
計算の出発点は「体重×30+70」の安静時エネルギー要求量
1日に必要なエネルギー量を考える出発点になるのが、安静時エネルギー要求量(RER)です。環境省のガイドラインでは、RERは「体重(kg)×30+70」キロカロリーで計算できると紹介されています。
安静時エネルギー要求量(RER)=安静にしている状態で体を維持するために必要なエネルギー量。計算式は「体重(kg)×30+70」(キロカロリー)で、体重が2〜45kgの範囲で使える式とされています。実際に1日に必要な量は、このRERに年齢・活動量・避妊去勢の有無などに応じた係数をかけて考えます。
ここで大事なのは、RERは「じっとしているときの最低限の量」であり、それ自体が1日の必要量ではないという点です。成長期の子犬、よく運動する成犬、運動量の落ちたシニア犬では、同じ体重でも1日の必要量が変わります。また、この式は体重が2〜45kgの範囲で使えるものとされているため、それより小さい犬や大きい犬では当てはめられません。
やりがちなのは、RERの値をそのまま1日の必要量と考えて、その20%をささみの上限にしてしまうことです。実際の必要量との差によって、上限が多めにも少なめにもずれます。係数の考え方と、フードのパッケージの給餌量表の読み方については、こちらの記事で詳しく解説しています。

いちばん手軽で確実なのは、いま与えているフードのパッケージに記載された給餌量表と、そのフードのエネルギー表示を使う方法です。「フード何g=何kcal」がわかれば、その日の総エネルギーと、ささみに使える枠を同じ物差しで比べられます。
やりがちな失敗:ささみを足した分、フードを減らしていない
ささみレシピでいちばん多い失敗が、「フードはいつも通り、そこにささみをプラス」という与え方です。量の上限を守っていても、主食を減らさなければ、1日の合計エネルギーはそのぶん増えていきます。
【状況】食いつきをよくしようと、いつもの量のフードにささみを毎食のせていたら、数か月で体型がふっくらしてきた。
【原因】フードの給餌量表は、そのフードだけで1日のエネルギーをまかなう前提の量。そこにささみを足すと、足した分がそのまま上乗せになる。
【対策】ささみを足した日は、ささみのエネルギー分だけフードを減らす。環境省のガイドラインも「与えた分だけ主要な食事の量も減らす」よう案内している。
この失敗が起こりやすいのは、1回あたりのささみの量が少なく、「これくらいなら誤差」と感じやすいからです。しかし、毎食・毎日続けると、その「誤差」が積み重なります。体重の変化はゆっくり進むので、気づいたときには体型が変わっていた、ということになりがちです。
対策としては、フードを量るときに、ささみの分を差し引いた量を量ることを習慣にすることです。定期的に体重を量り、体型を触って確認すれば、増え始めた段階で調整できます。
子犬・シニア犬・ダイエット中の犬で変わる考え方
ささみの与え方は、犬の年齢や体の状態によって考え方が変わります。基本の「20%以内」「足した分は減らす」は共通ですが、どこに気をつけるかが違います。
成長期の子犬は、体をつくるための栄養をバランスよく取る必要がある時期です。子犬用の総合栄養食で必要な栄養を取っているところに、ささみの割合を増やしすぎると、フードから取れる栄養が減ってしまいます。子犬期のささみは、ごほうびを小さく刻んで使う程度に留め、主食はフードを中心にするのが無難です。
シニア犬は、食が細くなったり、硬いものを噛みにくくなったりしがちです。茹で汁ふやかしフードのように、香りと食べやすさを足す使い方が役立ちます。一方で、運動量が落ちると1日に必要なエネルギー量も変わるため、以前と同じ量のささみを足していると上乗せ分が大きくなりやすい点に注意しましょう。シニア犬向けの手作りごはんの始め方は、こちらの記事も参考にしてください。

ダイエット中の犬には、低脂肪のささみをごほうびに使うと、脂質を抑えながらコミュニケーションが取れます。ただし、環境省のガイドラインは、本格的なダイエットが必要な場合は必ず獣医師の指導の下で行うよう案内しています。体重をどこまで、どのくらいのペースで落とすかは、自己判断せずに獣医師と相談して決めましょう。
一緒に入れてはいけない食材と、鶏肉アレルギーのサイン
ネギ類は煮汁やエキスもNG。人の料理からの取り分けに注意
ささみレシピでいちばん注意したいのが、ネギ類の混入です。長ネギ・タマネギ・ニラ・ニンニクなどのネギ類は、具として入れないだけでなく、煮汁やエキスにも気をつける必要があります。
栃木県獣医師会は、長ネギについて「全体、煮汁、エキス」が問題になるとし、ネギ科に含まれるアリルプロピールジサルファイドという物質が赤血球を破壊して、嘔吐、黄疸、溶血、貧血、血尿、下痢などを起こすおそれがあると注意を呼びかけています。つまり、ネギを取り除いても、一緒に煮た汁に成分が残っていれば安心とはいえないということです。
ささみの場面で起こりやすいのは、人の料理からの取り分けです。たとえば、ネギと一緒に茹でたゆで鶏、タマネギ入りのスープで煮た鶏肉、ニンニク風味のサラダチキンなどを「ささみだから」と取り分けてしまうケースです。見た目にネギが入っていなくても、下ごしらえや煮汁の段階で使われていることがあります。
コツは、犬用のささみは人用とは別に、最初から水だけで茹でると決めておくことです。市販のサラダチキンなど、人用に味付けされた加工品は原材料欄にネギ類や調味料が含まれていることが多いため、犬用には使わないのが無難です。
調味料・香辛料・加工品・骨も「入れない」が基本
ネギ類以外にも、ささみレシピに入れないほうがよいものがあります。調味料、香辛料、ハムやソーセージなどの加工品、硬い骨は、犬のごはんには使わないと考えておきましょう。
栃木県獣医師会の一覧では、醤油・塩・油・砂糖・味噌といった調味料は高血圧や糖尿病につながるおそれがあり与える必要性が無いこと、唐辛子・七味・コショウ・わさびなどの香辛料は下痢や感覚麻痺を起こすおそれがあること、鳥や魚などの硬い骨は消化器官を傷つけるおそれがあることが示されています。ハム・ソーセージ・てんぷら・練り製品などの加工品も、注意が必要な食品として一覧に挙げられています。また、チョコレートはテオブロミンやカフェインが原因で、嘔吐や下痢、ふるえ、発作などを起こすおそれがあるとされています。
具体的にやりがちなのは、「ささみにちょっと風味を」とマヨネーズやかつお節入りの人用ふりかけをかける、焼き鳥を串から外して与える、といった場面です。焼き鳥は塩やたれで味付けされていることがほとんどで、ネギと一緒に焼かれていることもあります。
犬用のささみレシピでは、ささみと水以外の食材を足すときに、「その食材は犬に与えてよいか」を一つずつ確認する習慣をつけると、うっかりを防げます。迷ったら入れない、が基本です。
鶏肉もアレルギーの原因になりうる。痒みや下痢が続くときは受診を
ささみは多くの犬が食べられる食材ですが、鶏肉も食物アレルギーの原因になりうるたんぱく質のひとつです。初めて与えるときや量を増やしたときは、皮膚や便の様子を見ておきましょう。
JBVP(日本臨床獣医学フォーラム)は、食物アレルギーをアレルギー反応で起こる皮膚の痒みあるいは下痢とし、原因となる成分として、牛肉・鶏肉・豚肉・魚・馬肉・卵・大豆などのたんぱく質、小麦・トウモロコシなどの炭水化物、着色料や防腐剤などの添加物すべてが考えられるとしています。痒みが出やすい場所として耳を挙げ、ほかに肢端(足先)、鼠径、腋窩部(わきの下)、顔、前胸部を挙げています。また、痒みは非季節性で、慢性的に徐々に悪化していくと説明しています。
ここで注意したいのは、「低脂肪でヘルシーなささみだからアレルギーとは無縁」とは言えないことです。すでに鶏肉を原材料に含むフードを食べていて、そこにささみを足すと、鶏肉の摂取量がさらに増えることになります。また、食物アレルギーの確認には、獣医師のもとで食べたことのない原材料を使った食事を試し、症状の変化を見るといった方法がとられます。家庭で「ささみをやめたら治った」と判断するのは難しいのです。
耳や足先をしきりに掻く、下痢が続くなど、食欲や便・皮膚の様子がいつもと違うときは、ささみを足すのをいったん止め、獣医師に相談してください。受診のときに、いつから・何を・どのくらい与えていたかを伝えられるよう、トッピングの内容をメモしておくと役立ちます。
ささみの手作りは、総合栄養食の代わりにはならない
ささみレシピは、あくまで総合栄養食のフードに「足す」ためのものです。ささみを中心にした手作り食に切り替えるのは、栄養の設計が必要な別の話だと考えておきましょう。
前のセクションで紹介したとおり、総合栄養食は、そのフードと水だけで指定された成長段階の健康を維持できるよう栄養バランスが取られたものと定義されています。一方、ささみは脂質も炭水化物もほとんど含まない食材で、ビタミンやミネラルの一部もそろいません。ささみを増やすほど、フードで取れていた栄養が減るのはこのためです。
どうしても手作り食を中心にしたい場合は、自己流でささみの割合を増やすのではなく、獣医師など栄養の専門家に相談しながら設計するのが安全です。ささみはフードに足す楽しみとして、無理のない範囲で取り入れていきましょう。
まとめ:ささみは「茹でて・味付けなしで・少量足す」が基本
ささみは、日本食品標準成分表で可食部100gあたり脂質0.8g・たんぱく質23.9gと、鶏肉のなかでも脂質の少ない部位です。皮なしのむね肉(脂質1.9g)やもも肉(脂質5.0g)と比べても脂質が少なく、フードの栄養バランスを大きく崩さずに風味を足せる「足し算の食材」として扱いやすいのが強みです。一方で、脂質も炭水化物もほとんど含まないため、ささみだけで犬のごはんが完結するわけではありません。
扱い方の基本は、筋と皮を取り、塩や醤油、ネギ類を入れずに水だけで茹で、中心まで赤みがなくなったことを断面で確かめることです。農林水産省が説明しているとおり、鶏肉は新鮮かどうかに関係なく細菌が付いていることがあるため、生で与える選択肢は外しておきましょう。茹でたささみは、ほぐしのせ、茹で汁ふやかし、ふりかけ、一口ごほうびといった形で、いつものフードに少しずつ足すのが無理のない使い方です。
最初の一歩としておすすめなのは、ささみを1本、水だけで茹でて、ひとつまみ分をフードに混ぜてみることです。そのとき、足した分だけフードを減らし、数日間は便や皮膚の様子を見ておきましょう。問題がなければ、環境省のガイドラインにある「1日に必要なエネルギー量の20%以内」を上限に、愛犬に合った量とレシピを少しずつ探していけば大丈夫です。
※成分値は文部科学省「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」の値です。最新情報は各公式サイトでご確認ください。

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