シニア犬のドッグフードの選び方とは?飼い主が知っておくべきポイントも解説!
愛犬がシニア期に入ると、年齢に応じた食事管理がさらに重要になります。
シニア犬は体力や消化力が低下しやすいため、健康をサポートするための適切なドッグフード選びが欠かせません。
しかし、市場には多くの選択肢があり、どれを選べば良いのか迷ってしまう飼い主も多いはずです。
この記事では、シニア犬の健康を守るために必要なドッグフードの選び方や、購入時に知っておきたいポイントを詳しく解説します。
愛犬の毎日をより快適にするためのヒントをぜひ参考にしてください。
そもそも「シニア犬」とは何歳のワンちゃんのことを指す?
そもそもワンちゃんは、何歳になったら「シニア犬」と呼ばれるのか気になっている方も多いのではないでしょうか。
小型・中型犬および大型犬における、シニア犬の定義について解説します。
小型・中型犬の場合
小型犬や中型犬は、一般的に7歳を過ぎると「シニア犬」と呼ばれるようになります。
体のサイズが小さいため、大型犬に比べて寿命が長く、10歳を超えても元気な子が多いのが特徴です。
7歳を目安に健康診断の頻度を増やし、適切な食事や運動を見直し始めましょう。
大型犬の場合
大型犬は、小型・中型犬に比べて寿命が短い傾向があり、一般的に5歳を過ぎると「シニア犬」と分類されます。
体重が重い分、関節や骨への負担が大きく、若いうちから健康管理が必要です。
5歳を過ぎたら関節のケアや心臓の健康を意識し、カロリーや栄養バランスが調整されたシニア向けのドッグフードを与えるのが良いでしょう。
シニア犬の老化のサインとは
シニア犬の飼い主の方は、日々共に過ごす時間の中で、以下の変化に気づく必要があります。
- 口臭や歯の色の変化
- 運動神経の低下
- 食欲の低下
それぞれのチェックポイントや、飼い主が覚えておくべき対策方法もチェックしましょう。
口臭や歯の色の変化
シニア犬になると、口臭がきつくなったり、歯が黄色く変色したりする場合があります。
口臭や歯の色の変化は歯周病や歯石の蓄積が原因で、放置すると歯を失うリスクが高まるだけでなく、全身の健康にも悪影響を及ぼす可能性があります。
特に以下のポイントに当てはまる場合は、愛犬の高齢化のサインかもしれません。
- 強い口臭がする
- 歯が黄ばみ、汚れが目立つ
- 歯茎が赤く腫れている
定期的に歯磨きを行い、歯垢や歯石の予防を心がけましょう。
歯磨きが難しい場合は、デンタルガムやおもちゃを活用するのも有効です。
運動神経の低下
シニア犬になると、関節や筋肉が弱くなり、運動能力が低下することがあります。
歩く速度が遅くなったり、散歩中に頻繁に立ち止まったりといった変化は、老化の兆候である可能性があります。
階段の上り下りを嫌がったり、ベッドやソファへのジャンプをしなくなったりする場合は、関節や筋肉の衰えが進んでいるサインと考えられます。
運動量を適度に調整し、関節に負担をかけすぎない散歩や軽いストレッチを取り入れるのがおすすめです。
食欲の低下
シニア犬は、消化機能の低下に伴い食欲が減少することがあります。
普段好んで食べていたフードを残すことが増えたり、食事の時間が長引く場合は注意が必要です。
消化吸収に優れたシニア犬向けのフードに切り替えることで、胃腸への負担を軽減できます。
フードにぬるま湯を加えて柔らかくするなど、食べやすい状態に調整する工夫も効果的です。
シニア犬のドッグフードを選ぶときの注意点
シニア犬のドッグフードを選ぶときは、以下のポイントに注意しましょう。
- 徐々に少しずつシニア犬用のドッグフードへ変えていく
- ハイカロリーなドッグフードは避ける
- 信頼できるブランドのドッグフードを選ぶ
それぞれのポイントをチェックし、シニア犬の健康促進や食欲低下による栄養不足を防ぐうえでの参考にしましょう。
徐々に少しずつシニア犬用のドッグフードへ変えていく
シニア犬用のドッグフードへ切り替える際には、一度に全てを変更するのではなく、現在のフードに少しずつ混ぜて与えることが重要です。
急な切り替えは、犬の消化器官に負担をかける可能性があり、下痢や嘔吐といった症状を引き起こすことがあります。
最初は10~20%ほどシニア用フードを混ぜ、1週間ほどかけて徐々に割合を増やしていく方法がおすすめです。
ハイカロリーなドッグフードは避ける
シニア犬は活動量が減少し、代謝が低下するため、ハイカロリーなフードを与え続けると肥満になるリスクがあります。
肥満は関節への負担を増加させるだけでなく、心臓や内臓の疾患を招く可能性も高まります。
そのため、低カロリーかつ高タンパクなフードを選び、必要な栄養素を摂りつつ余分なエネルギーを抑えることが重要です。
また、成分表を確認し、脂肪分や糖分の少ないものを選ぶことがポイントです。
適正体重を維持することで、シニア犬の健康寿命を延ばすことが期待できます。
信頼できるブランドのドッグフードを選ぶ
シニア犬用のドッグフードは、多くのブランドが販売していますが、信頼性の高いメーカーを選ぶことが大切です。
信頼できるブランドは、栄養バランスがしっかりと考えられており、安全性に配慮された材料を使用していることが多いです。
成分表をよく確認し、人工添加物や保存料が少ない製品を選ぶことで、愛犬の健康リスクを軽減できます。
飼い主としては、価格だけでなく品質を重視してフードを選ぶことが重要です。
ドッグフードだけではない!シニア犬の健康管理における重要ポイント
シニア犬の健康管理を行ううえでは、以下3つのポイントを意識する必要があります。
- 運動神経の変化に沿って散歩頻度やコースを変える
- 愛犬の行動範囲を散らかさず綺麗にしておく
- 体調の変化に気づいたら動物病院へ行って診てもらう
それぞれのポイントの詳細をチェックしておきましょう。
運動神経の変化に沿って散歩頻度やコースを変える
シニア犬は関節や筋肉が弱くなり、若い頃と同じ運動量をこなすことが難しくなります。
散歩中に疲れやすくなったり、階段や坂道を嫌がるようになる場合には、運動の頻度やコースを見直すことが大切です。
散歩のペースを調整することで、無理なく適度な運動ができ、体力の維持にもつながります。
愛犬の行動範囲を散らかさず綺麗にしておく
シニア犬は視力や判断力が低下することがあり、周囲の物にぶつかるリスクが高まります。
行動範囲に不要な物を置かないようにし、床をすっきりと片付けることで事故やケガを防ぐことができます。
特に、滑りやすいフローリングにはカーペットやマットを敷くことで、転倒を防ぎつつ関節への負担も軽減できます。
食器やベッド、トイレの位置を一定に保つことで、愛犬が迷わず生活できる環境を作ることが重要です。
体調の変化に気づいたら動物病院へ行って診てもらう
シニア犬の健康を守るためには、日常的に体調の変化に気づく観察力が必要です。
食欲の低下、疲れやすさ、毛艶の変化、咳や息切れなどの症状が見られる場合には、早めに動物病院で診てもらうことが大切です。
定期的な健康診断を受けることで、病気や不調を早期発見でき、適切な治療を受けられる可能性が高まります。
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