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ドッグフードが高すぎると感じたらどうするべき?値段相場や選び方のコツも紹介

ドッグフードが「高すぎる」と感じたときに見直すべきポイントを解説します。一般的な値段相場からコスパのよい商品の選び方、品質と価格のバランスをとるコツまで紹介します。節約したいけど愛犬の健康も大切にしたい方は、ぜひ参考にしてください。
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「ドッグフードって意外と高い…」と感じたことはありませんか?毎日食べるものだからこそ、価格が気になりやすいのも当然です。

しかし、安さだけで選ぶと愛犬の健康に悪影響を及ぼすこともあります。大切なのは、適正な価格の範囲を知り、コスパと品質のバランスを見極めることです。

本記事では、一般的なドッグフードの値段相場や、高すぎると感じたときの対処法、

そして後悔しない選び方のコツをわかりやすく紹介します。

愛犬の健康と家計の両方を守りたい方はぜひ参考にしてください。

ドッグフードは高すぎるって本当?値段の相場を紹介

2025年7月時点での日本国内のドッグフード価格事情を見ると、総務省の小売物価統計によると1袋(1.7kg前後)の平均価格は2,433円で、近年上昇傾向にあります。

また、飼い主500人を対象とした調査では、月々のドッグフード代の最多価格帯は「5,000〜5,999円」で、多くの家庭がこの金額を支出していると報告されています。

さらに、1kgあたりの価格相場は943円から7,780円程度と幅広く、原材料や品質によって大きく異なることがうかがえます。

 

これらのデータを踏まえると、「ドッグフードは高すぎる」と感じるかどうかは、選ぶ商品や愛犬のサイズや量によって左右されるのが現状です。

平均的なドライフードを利用する場合、月3,000〜6,000円が相場であり、特に小型犬ではこの範囲に収まる家庭が多い傾向があります。

家庭の状況に応じて、コスパと品質を見極めることが重要です。

ドッグフードをコスパよく購入する方法

ドッグフードをコスパよく購入する方法は、主に下記3つです。

  • ドライフードを選ぶ
  • 大容量サイズをまとめて購入する
  • 通販サイトのイベントやクーポンを使う

それぞれの方法を具体的に解説します。

ドライフードを選ぶ

ドッグフードにはウェットタイプとドライタイプがありますが、コスパを重視するなら断然ドライフードがおすすめです。

水分量が少ないため保存が利き、少量でも栄養がしっかり摂れるのが特長です。

また、1kgあたりの価格もウェットタイプより安く、毎日の食事に取り入れやすいのが魅力。

噛む力を鍛えたい犬や、歯石が気になる犬にも向いており、経済的にも健康面でもメリットが大きい選択肢です。

大容量サイズをまとめて購入する

同じ商品でも、小分けより大容量タイプのほうが1kgあたりの単価が安くなる傾向があります。

特に中型犬や大型犬など消費量が多い家庭では、まとめ買いすることで大きくコストを抑えられます。

保管時は風通しの良い場所に密閉容器で保存すれば、風味も損なわれにくく安心です。

定期的に購入する商品が決まっている場合は、1回の購入量を増やして効率よく節約しましょう。

通販サイトのイベントやクーポンを使う

Amazonや楽天などの通販サイトでは、定期的にセールやポイントアップキャンペーンが実施されています。

とくに「タイムセール祭り」や「お買い物マラソン」などを活用すると、通常よりかなり安く購入できるチャンスがあります。

また、初回限定割引やクーポンコードを使えば、さらにお得になるケースも。

お気に入りの商品をリスト化しておき、価格が下がったタイミングを狙って購入するのが賢い方法です。

ドッグフードを選ぶときの注意点

ドッグフードを選ぶときは、下記3つのポイントに注意しましょう。

  • 値段だけで選ばず素材を重視する
  • 人工添加物のリスクを知っておく
  • 賞味期限や保存方法もチェックする

それぞれのポイントを解説します。

値段だけで選ばず素材を重視する

安価なドッグフードは家計には優しいものの、品質の低い原料や副産物が使われている場合があります。

価格だけで選ぶと、愛犬の体に必要な栄養が不足し、健康に悪影響を及ぼすリスクも。

原材料表示をよく見て、「〇〇ミール」「肉副産物」などが主成分になっていないかチェックしましょう。

最初に記載されている原料が良質な動物性タンパクであるかが、フードの質を見極めるカギとなります。

人工添加物のリスクを知っておく

ドッグフードには、香料や着色料、酸化防止剤などの人工添加物が含まれている場合があります。

これらは嗜好性や保存性を高めるために使われますが、過剰に摂取するとアレルギーや内臓への負担となる可能性があります。

「無添加」や「天然成分使用」と記載された商品を選ぶと、余計なリスクを避けやすくなります。

長期的な健康を考えるなら、添加物の少ないフードを選ぶ意識が大切です。

賞味期限や保存方法もチェックする

ドッグフードは開封後の劣化が早いため、賞味期限と保存方法を必ず確認することが大切です。

特に大容量タイプを購入する場合、食べ切れる期間かどうかをあらかじめ計算しておきましょう。

直射日光や高温多湿を避け、密閉容器で保管することで鮮度を保てます。

保存状態が悪いと、酸化によるニオイの変化や栄養価の低下が起きやすく、愛犬の食いつきにも影響します。

ドッグフードの値段に関してよくある質問

最後に、ドッグフードの値段に関してよくある下記3つの質問へ回答します。

  • 無添加のドッグフードはなぜ高い?
  • ドッグフードを突然変えても問題ない?
  • 犬に手作りドッグフードを与えても大丈夫?

ここまで触れていない内容についても、参考情報として頭に入れておきましょう。

無添加のドッグフードはなぜ高い?

無添加ドッグフードは、人工保存料・着色料・香料などを使用せず、代わりに安全性の高い天然素材を使っているため、原料コストが高くなりがちです。

また、品質管理が厳しく、人間が食べられるレベルの食材(ヒューマングレード)を採用している商品も多く、製造工程や保存方法にもコストがかかります。

そのぶん愛犬の健康リスクを抑えられるため、価格に見合った価値がある選択といえるでしょう。

ドッグフードを突然変えても問題ない?

急にフードを切り替えると、犬の消化器が驚いて下痢や嘔吐、食欲不振を起こすことがあります。

とくに今まで食べていたフードと成分や味の違いが大きい場合は注意が必要です。

新しいフードを与えるときは、今のフードに少しずつ混ぜて1週間ほどかけて移行するのが理想的です。

体調の変化を見ながら、ゆっくり慣らしてあげましょう。

犬に手作りドッグフードを与えても大丈夫?

手作りフードも与えることは可能ですが、栄養バランスを崩しやすいため慎重な設計が必要です。

ドッグフードはAAFCOなどの基準を満たすように栄養が計算されていますが、手作りではそれが難しいことがあります。

自己流で続けると、カルシウムやビタミンなどが不足し、健康を害することも。

与えるなら獣医師や栄養士と相談し、レシピやサプリメントで補うのがおすすめです。

ドッグフードは値段だけでなく質と信頼性も重視して選ぼう

ドッグフードを選ぶ際は、値段の安さだけに注目せず、原材料の質やメーカーの信頼性にも目を向けることが大切です。

無添加やヒューマングレードなど、高品質なフードはやや高価でも愛犬の健康を守るための投資といえます。

また、賞味期限や保存方法、添加物の有無もチェックポイントです。

コスパを意識しつつも、長く安心して与えられるフードを選ぶことで、愛犬の健康寿命を支えることにつながります。