ドッグフードは夏バテ対策におすすめ?選び方や保存方法も解説!

暑さが続く夏の時期、愛犬がごはんを食べなくなったり、元気がなくなったりすることはありませんか?愛犬にとっての“犬の夏バテ”のサインかもしれません。
この記事では、夏バテ対策に役立つドッグフードの特徴や選び方をわかりやすく解説します。
大切な家族である愛犬の体調を守りたい方は、ぜひ参考にしてください。
ドッグフードは夏バテ対策になる?注意点も解説
夏の暑さで愛犬の食欲が落ちるとき、ドッグフードを見直すことで夏バテ対策ができます。
高たんぱくで消化の良いフードや、水分を多く含むウェットタイプがおすすめです。
ただし、冷やしすぎや味の濃いトッピングはかえって胃に負担をかけることもあるため注意が必要です。
愛犬の体調や食欲をよく観察し、無理のない範囲でフードを選びましょう。
夏バテ対策におすすめなドッグフードの選び方
夏バテ対策におすすめなドッグフードは、下記3つの基準を意識して選びましょう。
- ビタミン・ミネラルが豊富に含まれるものを選ぶ
- たんぱく質を補給できるものを選ぶ
- 無添加・無着色のものを選ぶ
それぞれ具体的なポイントも紹介します。
ビタミン・ミネラルが豊富に含まれるものを選ぶ
夏バテ対策には、体の調子を整えるビタミンやミネラルをしっかり摂ることが大切です。
特にビタミンB群やC、亜鉛、マグネシウムなどは、疲労回復や免疫維持に役立ちます。
野菜や果物がバランスよく配合されているフードや、栄養添加されているものを選びましょう。
体内の水分バランスを整える役割もあるため、暑さによる体調不良の予防にもつながります。
「総合栄養食」表示のあるドッグフードで、栄養バランスの整ったものを選ぶのがおすすめです。
たんぱく質を補給できるものを選ぶ
夏バテによって食欲が落ちても、筋肉や内臓の働きを支えるためには良質なたんぱく質が欠かせません。
肉や魚を主原料とした高たんぱくなフードを選ぶことで、体力維持と回復力アップに役立ちます。
「動物性たんぱく質」が豊富なものを選び、消化吸収しやすい原材料かどうかも確認しましょう。
胃腸に負担をかけないよう、シンプルな原材料構成で栄養密度が高いものを意識するのがおすすめです。
無添加・無着色のものを選ぶ
夏バテで体が弱っているとき、人工添加物や保存料が多いフードは胃腸への負担になりがちなので、できるだけ無添加・無着色のドッグフードを選ぶことが大切です。
素材の風味を活かした自然な味わいは、食欲が落ちた犬にも食べやすく、健康面でも安心。
「保存料・香料不使用」「ヒューマングレード」などの表示がある商品は、安心して与えられます。
消化に優しく、毎日安心して食べられるフードを選ぶことで、夏の体調管理にもつながります。
夏にドッグフードを長期保存するコツ
夏にドッグフードを長期保存するコツは、主に下記3つです。
- 冷蔵庫での保存はしない
- 直射日光を避ける
- 風通しがよく涼しい場所に保存する
暑い夏にドッグフードを長持ちさせるコツをチェックしましょう。
冷蔵庫での保存はしない
夏はフードの劣化が心配で冷蔵庫に入れたくなりますが、これは逆効果になることもあります。
冷蔵庫から出し入れするたびに結露が発生し、袋の中に湿気がたまりカビや酸化の原因になるので注意が必要です。
特にドライフードは湿気を嫌うため、常温で保存した方が風味や栄養が保たれます。
どうしても冷暗所が確保できない場合は、密閉容器に乾燥剤を入れて保管し、開封後は1ヶ月以内に使い切るのが無難です。
直射日光を避ける
ドッグフードは直射日光に当たると、温度上昇によって酸化が進みやすくなります。
油脂が劣化して風味が落ちるだけでなく、健康に悪影響を及ぼす可能性もあるため注意が必要です。
特に透明な容器やジッパー袋で保管している場合は、日光が直接当たらない場所を選ぶことが大切です。
押入れや戸棚の中など、遮光性のある収納場所に保管することで品質をより長く保つことができます。
風通しがよく涼しい場所に保存する
高温多湿を避けることは、夏場のフード保存で最も重要なポイントです。
室内でもなるべく風通しがよく、直射日光が当たらない北側の部屋や床下収納などがおすすめです。
また、密閉容器を使用することで湿気や虫の侵入を防ぎ、鮮度をキープしやすくなります。
開封後はできるだけ空気に触れさせず、使用のたびにしっかり密閉する習慣をつけましょう。
清潔で温度の安定した場所での保管が、夏のドッグフードを安全に保つカギです。
犬の夏バテ対策に間してよくある質問
最後に、犬の夏バテ対策についてよくある質問に回答します。
- 犬が夏バテしているサインは?
- 暑い夏でも犬の散歩には行くべき?
- 夏はウェットタイプのドッグフードを愛犬に与えるべき?
記事で触れていない内容についても、参考情報として目を通しておきましょう。
犬が夏バテしているサインは?
夏バテのサインには、食欲の低下、水をあまり飲まない、元気がない、寝てばかりいる、下痢や軟便が続くなどがあります。
普段より散歩を嫌がる、呼んでも反応が鈍いといった変化も注意ポイントです。
軽度の夏バテであれば食事内容や生活環境の見直しで改善しますが、数日続くようなら獣医師に相談しましょう。
早期に気づいて対処することが、重症化を防ぐカギです。
暑い夏でも犬の散歩には行くべき?
夏でも散歩は必要ですが、時間帯と場所に十分注意しましょう。
日中のアスファルトは高温になり、肉球を火傷する恐れがあります。
早朝や夕方の涼しい時間帯に、日陰や草地を選んで散歩するのがおすすめです。
短時間でも外の空気に触れることで気分転換になり、ストレスや運動不足の解消にもつながります。
夏はウェットタイプのドッグフードを愛犬に与えるべき?
夏バテで食欲が落ちている場合、香りや水分が多いウェットタイプのフードは有効な選択肢です。
水分摂取量が増えるため、脱水対策にも役立ちます。
ただし、常温での放置により傷みやすいため、開封後はすぐに使い切るか冷蔵保存し、早めに消費する必要があります。
総合栄養食として、バランスが取れているかも確認しましょう。
夏バテ対策ドッグフードで愛犬と共に暑い夏を乗り切ろう
夏バテは犬にとっても大きな負担になりますが、適切なドッグフードの選び方や保存方法を工夫することで、体調管理に役立てることができます。
ビタミン・ミネラルやたんぱく質が豊富な無添加フードを選び、暑さに負けない体づくりをサポートしましょう。
ドッグフードの保存は直射日光や湿気を避け、風通しのよい場所で管理することが大切です。
夏バテのサインに早く気づき、食事からしっかりケアして、愛犬と一緒に元気に夏を乗り切りましょう。