ドッグフードの歴史とは?誕生の由来を解説!主な種類も紹介します
ドッグフードは、現代の愛犬家にとって欠かせない存在ですが、その歴史や誕生の背景については意外と知られていないものです。
この記事では、ドッグフードの誕生の由来やその進化、そして現在主流となっている主な種類について詳しく解説します。
ドッグフードにおける歴史
ドッグフードにおける歴史について、以下のとおり解説します。
- 商業用ドッグフード誕生秘話
- 国内産ドッグフードの誕生
- ドライタイプのドッグフードの登場
- ドッグフードの種類の多様化
ドッグフードの歴史を知っておき、今後の商品選びにおける参考にしましょう。
商業用ドッグフード誕生秘話
商業用ドッグフードは、1860年代にイギリスで誕生しました。
発明者であるジェームズ・スプラット氏は、航海中に船員が犬に硬いビスケットを与える様子を見て、犬専用のビスケットを開発しました。
この商品は「ドッグビスケット」として市場に登場し、商業用ドッグフードの始まりとなったのです。
国内産ドッグフードの誕生
日本では、戦後にペットの飼育が普及する中で、国内産ドッグフードの製造が開始されました。
当初は海外製品が主流でしたが、国産品は日本の家庭環境や犬種に合わせた味付けや栄養バランスが工夫されました。
1970年代以降、国内メーカーが次々と参入し、品質向上や価格の競争が激化したことで、日本独自のドッグフード市場が確立されたのです。
ドライタイプのドッグフードの登場
1950年代、アメリカでドライタイプのドッグフードが登場しました。
ドライタイプのドッグフードは、水分を極力減らしたペレット状で保存性が高く、手軽に与えられる利便性が注目されました。
栄養バランスの向上や製造技術の発展により、ウェットフードに比べても優れた品質が実現され、主流の形態となりました。
ドライタイプのドッグフードは、現在でも多くの家庭で使用されている基本的なドッグフードの形です。
ドッグフードの種類の多様化
近年は、ペットの健康や嗜好性に配慮したドッグフードが増加しています。
グレインフリーやオーガニック素材を使用したもの、犬種や年齢に合わせた特化型フードも多いです。
さらに、サステイナビリティを意識した昆虫由来のプロテインや環境負荷の少ない素材を使用した製品も注目されています。
ドッグフードの進化は、飼い主の価値観の変化や技術の発展によって支えられています。
ドッグフードにおける主な種類
ドッグフードにおける主な種類は、以下4つです。
- ドライタイプ
- ソフトドライタイプ
- セミモイストタイプ
- ウェットタイプ
それぞれのタイプがおすすめなワンちゃんの特徴を紹介します。
ドライタイプ
ドライタイプのドッグフードは、水分量が10%以下の硬めのペレット状のフードで、保存性が高いことが特徴です。
酸化しにくいため、長期保存が可能で、手間が少ない点が飼い主に人気です。
また、歯や歯茎を鍛える効果があり、成犬や健康なシニア犬に適しています。
ただし、水分が少ないため、十分な飲水を確保することが重要です。
コストパフォーマンスが高く、大量に購入する飼い主にもおすすめの選択肢です。
ソフトドライタイプ
ソフトドライタイプのドッグフードは、水分量が約15%程度で、ドライタイプよりも柔らかいフードです。
風味が豊かで食べやすく、子犬やシニア犬など歯や顎が弱いワンちゃんに適しています。
硬いものが苦手な犬でもストレスなく食べられるため、食欲が落ちたときにも役立ちます。
柔らかい食感ながら保存性も比較的高い点が魅力です。
セミモイストタイプ
セミモイストタイプのドッグフードは、水分量が25〜35%程度の柔らかいフードで、食べやすさと噛みごたえのバランスが特徴です。
嗜好性が高く、偏食傾向のあるワンちゃんや、ドライフードに飽きてしまった犬に適しています。
程よい柔らかさのため、成犬やシニア犬のどちらにもおすすめできるものの、水分が多いため保存期間が短く、開封後は冷蔵保存が必要な場合があります。
ウェットタイプ
ウェットタイプのドッグフードは、水分量が75%以上で、缶詰やパウチに入った柔らかいフードです。
ジューシーで嗜好性が非常に高く、水分摂取量を増やしたいワンちゃんでも食べやすくなっています。
歯や顎にトラブルを抱える犬や、高齢犬、療養中の犬でも簡単に食べられるのが特徴です。
ただし、開封後は保存期間が短いため、適切な保管方法を選ぶ必要があります。
ドッグフードの選び方で迷ったら
ドッグフードの選び方で迷ったときは、以下3つのポイントをチェックしましょう。
- 原産国がどこかチェックする
- 含まれている成分をチェックする
- 犬の年齢に適したタイプを選ぶ
それぞれのポイントにおける注意点も解説します。
原産国がどこかチェックする
ドッグフードの原産国を確認することは重要です。
原産国によっては、製造基準や使用される原材料の安全性に大きな差があります。
例えば、アメリカやヨーロッパの製品は厳しい規制のもとで製造されていることが多く、安全性が高いとされています。
一方で、低価格の製品では原材料の質が劣る場合もあるため、製造国だけでなく具体的な原材料リストも確認することが必要です。
安心してドッグフードを選びたい方は、国産ブランドの商品を選ぶと良いでしょう。
含まれている成分をチェックする
ドッグフードを選ぶ際には、含まれている成分の詳細を必ず確認しましょう。
タンパク質、脂質、ビタミン、ミネラルがバランス良く含まれているかが重要です。
特に、人工添加物や保存料、着色料が多く含まれるものは避けた方が良いでしょう。
特定の食材にアレルギーがあるワンちゃんの場合は、アレルゲンとなる成分が含まれていないか確認することも大切です。
犬の年齢に適したタイプを選ぶ
犬の年齢やライフステージに合ったドッグフードを選ぶことも重要なポイントです。
子犬用、成犬用、シニア犬用など、それぞれの成長段階や健康状態に適した栄養が考慮されています。
ライフステージに合ったものを選ぶことで、健康を維持しやすくなります。
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